永峰 晃
(ながみね あきら)

剣道範士八段

略歴
○明治26年5月、北海道旭川市水山町に生まれる。

○武専第3期生として卒業後、第一鹿児島中学校、鹿児島師範学校、鹿児島県警察教習所において剣道教師を歴任し、その後は洲本中学校(兵庫県)、内閣印刷局に勤務する。

○昭和6年から静岡県立浜松工業高校教諭、浜松師範学校教授、私立興誠商業高校講師を歴任するとともに静岡県剣道連盟顧問、浜松剣道連盟名誉会長を務める。

○昭和37年に全日本剣道連盟十周年記念功労者表彰を受賞する。

○昭和47年勲五等瑞宝章に叙せられる。

○昭和55年、永峰杯争奪剣道大会が開催される。

○昭和55年10月逝去(享年87歳)
剣歴
○北海道立旧制上川中学校で、大河内三千太郎(神陰流)に剣道を学び、大正2年より大日本武徳会武術専門学校において内藤高治、門奈正、斎村五郎に師事する。

○昭和12年、明治神宮大会剣道一般壮年専門家の部において優勝する。

○昭和23年ごろ、旧日本陸軍飛行第七連隊兵舎跡(現航空自衛隊浜松基地北側)の仮校舎において剣道指導を始める。

○昭和25年、日本楽器製造(現ヤマハ)の剣道部が創部され、同部の師範となり昭和55年まで歴任する。

○昭和37年、剣道範士を拝受する。